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住宅検査で大切な部分は、実は目に見えない部分です。

目に見えない部分とは、基礎部分、躯体部分、構造金物の取付方法、屋根の葺き方、断熱材の施工、防水の施工方法などです。

竣工してから、床下や小屋裏は進入できるケースはありますが、壁の中までは観れませんので。

 

できれば、着工前から専門の第三者を入れるだけでも現場は引き締まりますし、瑕疵は未然に防ぐことができます。

もちろん、瑕疵保険の検査はございますが、ほんの数分で終わるケースがほとんどです。

また、公的な瑕疵保険検査や中間検査・完了検査は、施工精度まではチェックしておらず、図面通りに現場が建ち上がっているか確認している程度なのが現状です。

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建築途中 検査 44,000円/1回(税別)

基礎配筋
基礎には鉄筋があります。この鉄筋が設計図通り施工されているか、適正な施工がされているかチェックします。このあとコンクリートを流してしまうので、隠れてしまう前にチェックが必要です。瑕疵保険の検査よりもじっくり検査します。
ホールダウン金物取付時
基礎コンクリートと木軸組みを連結させるホールダウン金物と呼ばれる構造金物が適切に取付られているかチェックします。このホールダウン金物は基礎コンクリートを打設する前に設置しなくてはいけないものもあるので注意です。
耐力壁完了時
耐力壁は、部材の大きさや釘のピッチなど細かい規定があります。設計図通りに施工されているかチェックします。
断熱材完了時
断熱材が隙間なく施工されているか確認をします。断熱材は瑕疵保険ではチェックされない部分なので、いい加減な施工をされてしまいがちが部分なので注意が必要です。
その他
防水紙の施工や内装ボード貼り完了時などご相談にいただけます。