ほとんどの新築住宅は、大なり小なりの欠陥を抱えていると実感します。

当社は今まで1000件以上の新築検査に携わってきましたが、指摘の数は汚れを除いても5個以下の家はかなり優秀と言えます。

指摘が2~3個で納まるということは、ほぼありません。
平均して(汚れを除いて)7~8個程度の指摘が上がります。
多い家は(汚れを除いて)15個以上あります。

ただ、当社の指摘する項目のうち95%程度は、手直しすれば解決するようなものです。

せっかくの新築だから、気持ち良く住んでもらいたいという想いで当社はしっかり指摘します。
そして、施工会社にはしっかり直してもらうことを目標にしています。

単にチェック項目を確認するのではなく、住む人目線で報告します。

中古住宅の売買取引を行う場合の建物調査を「既存住宅状況調査」と呼ばれています。
既存住宅状況調査は、チェック項目が決まっており、ある意味、誰が検査してもブレがないように作られています。

当社は、単にチェックリストに従うだけでなく、ここは注意しておきたいという内容も報告しております。
また、既存住宅状況調査において0.5mm以上のひび割れがあった場合は、鉄筋探査を行うことを原則とされています。
鉄筋検査については他社では別途費用となることもありますが、当社は費用内で鉄筋探査を行っております

中古住宅のインスペクションでは、修繕ポイントをお伝えしたり、あらゆる相談を重視して診断を心がけています。

住宅設計に精通したインスペクター

インスペクターには、色々な経歴を持った人がいます。
一級建築士でも内装リフォームを主にやってきたインスペクターや、建築確認申請も提出したこともないインスペクター、まともに住宅の設計もしたことのないインスペクター。様々です。
単にインスペクターの経験があるから安心ということではありません。

インスペクションは、図面との照合は行わないにしても、構造や防火に関する知識が必要だと思っています。 また、単に計測するだけでなく住宅設計の知識や経験が必要だと考えます。

こんな検査を行います!

建物外部

全コース

基礎
・幅0.5mm以上のひび割れ
・深さ20mm以上の欠損
・配管貫通部の隙間
外壁及び軒裏
・割れ
・シーリング破断や隙間
バルコニー
・防水状況確認
・シーリング破断や隙間
屋根
・双眼鏡もしくは高所カメラによる確認
※屋根は高所カメラが有効な箇所だけ実施します。
室内構造

全コース


・3m以上の距離で3/1000勾配の続く傾斜
・沈み・床鳴り
・割れや隙間

・高さが2m以上で3/1000が続く傾斜
設備

微動探査コース
標準検査コース

サッシ及び内装建具
・音鳴り・引っ掛かり・ビス抜け
給水
・著しい給水量不足
・給水管からの漏水または漏水痕
給湯
・機器からの漏水跡など著しい劣化
換気扇
・異音
リモコン類
・電源の入切
※各コンセントの通電は確認は行いません。
※ガスは使用できれば確認します。
小屋裏(最上階の天井裏)

全コース

接合部
・ボルトの締め付け
・ビス抜け
断熱材
・抜けやめくれ
小屋裏からみた屋根面
・雨漏りの痕
床下

全コース

※リアルタイム映像は床下・小屋裏コースでは実施しません。

コンクリート
・幅0.5mm以上のひび割れ
・深さ20mm以上の欠損
・著しいジャンカ(空隙)
設備配管等
・漏水または漏水の痕跡・割れ
・配管の留め付け
・排水勾配の確認
1階床下断熱材
・隙間や欠損
床束
・ボルト緩み・ビス抜け

ニーズに合わせた3つのプランをご用意

微動探査コース 176,000円

住宅診断と微動探査を行うコースとなります。
建売住宅などは、建設している途中で住宅検査ができずに引き渡しを受けてしまうことが多いです。
そのため、耐震性が本当にあるのか不安な方もいらっしゃると思います。
また、設計で見込んだ耐震性が発揮できているか不安な方もいらっしゃると思います。

そこで、新築・中古問わず耐震性を確認できる微動探査を住宅診断と含めて行います。
微動探査とインスペクションを行なうことはインスペクション業界初です。
耐震診断は主に2000年以前に建てられた建物で実施するもので、原則、新築住宅や築浅物件では耐震性は確認できませんが、微動探査を実施することによって、設計で見込んだ耐震性能を発揮しているかチェックできます。

こんな方におすすめ

  • 新築・中古問わず耐震性がどの程度あるか確認したい
  • 耐震等級3程度発揮てきているか確認したい
  • 必要最低限の耐震性(耐震等級1)を確保できているか確認したい

※日程によっては微動探査と住宅診断を別日で調整いただくこともあります。

標準診断コース 99,000円

床下と小屋裏の進入調査・報告書を含んだ標準的な住宅診断です。
長年、住宅設計に携わってきた一級建築士が診断をします。
報告書は早ければ翌日の夜、遅くても検査の2日後には写真付き報告書をメールします。

こんな方におすすめ

  • 大手インスペクション会社でなく個人のインスペクターに依頼したい
  • 住宅設計を経験してきた一級建築士にプロ目線で診断してほしい
  • 報告書を早めにほしい

ただし、状況により上記金額から加算・お値引きをさせていただきます。(下記の加算表を参照ください。)

床下・小屋裏進入コース 66,000円

今まで多くのインスペクションをご依頼いただいてきた中で、「床下と小屋裏が特に気になるので、そこだけでも見てもらいたい」という声を数多くいただきました。
また、新築インスペクションの点検項目の中には、素人の方でもチェックできるような項目もあります。

そこで、プロにしかできない部分はプロに依頼し、自分で点検できる箇所は自分でチェックするというコースをご用意しました。
通常のインスペクション会社では、床下と小屋裏を有料の追加オプションとしている会社がほとんどですが、床下の指摘は特に一番多いところであるため、当社としては、床下に進入しないという選択肢はないと考えています。
「床下と小屋裏の調査だけでも行なってもらいたい」という思いからこちらのコースをご用意しました。

こんな方におすすめ

  • プロにしか分からないようなところを主に点検してほしい
  • 現状住んでいて見た目の部分は問題無いが見えない床下と小屋裏が気になる
  • 内覧会時にインスペクションを入れられず引き渡しを受けてしまった

※1階の床面積が70㎡を超える場合、築年数が20年以上の場合は別途見積もりいたします。
※平日のみの対応とさせていただく場合があります。

3つのコースの比較表(新築住宅)

検査項目 微動探査コース 標準検査コース 床下・小屋裏進入コース
外周基礎と外壁確認
タイル空洞音検査
床と壁の傾斜確認
小屋裏・床下進入調査
屋根調査
床鳴り確認
ユニットバス天井裏目視確認
写真付き報告書
サッシと内装建具の開閉確認
水廻り流水及び漏水確認
換気扇・リモコン類の動作確認
床下リアルタイム映像
木材含水率
サーモグラフィ
微動探査

※中古住宅の場合は、タイル空洞音検査・床鳴り確認・リモコン動作確認・木材含水率・サーモグラフィは含みません。

ただし、状況により、加算・お値引きをさせていただきます。

床下に進入できない場合 22,000円引
小屋裏に進入できない場合 5,500円引
延べ床面積115㎡以上の場合 1㎡につき550円加算
1階の床面積が70㎡以上の場合 1㎡につき330円加算
二世帯住宅やアパート (キッチンや浴室が2か所以上ある住宅) 1戸につき3,300円加算
JR五反田駅から往復2,000円を超えるエリア 3,300円~66,000円(交通費は別途) 距離によって変わるためご相談ください。
駅から徒歩20分以上の場合 (バスやタクシーを利用しないと困難な場合) 3,300円~ 最寄り駅まで車で行き帰りの送迎をいただける場合は掛かりません。

料金はすべて税込です。

対応エリア

全国全域対応いたします!

検査報告書のサンプルがご覧いただけます

サンプル様新築検査報告書