検査項目と検査費用の注意点

住宅検査において、どのような検査項目があるのか気になるところですよね。

また、検査費用も気になるところでしょう。

他社との比較で質問されることも多いので書かせていただきます。

 

検査の種類には

一般的に基本検査(目視検査)に加えて、床下や屋根裏に進入して検査することがほとんどです。

会社によっては床下と小屋裏に進入して税別12万円以上するとも聞きます。

また、床下と屋根裏に進入しない基本検査だけで6万円と一般的な金額と思い、実は報告書を簡易にしていていることもあるようです。

 

会社によっては、床下や屋根裏の検査を含んだ費用だったり、それらをオプションとしていたり様々です。

 

特殊検査については、

・コンクリートの強度を確かめるシュミットハンマー

・鉄筋を確認する鉄筋探査

・断熱や雨漏れの疑いを確認するサーモグラフィカメラ

・壁内を見るファイバースコープ

などがあげられます。

最近ではドローンも行っている会社もありますね。

(当社はまだ導入していませんが)

当社はサーモグラフィだけが無料で行っております。

 

最近相談されるのは、フルスペックの検査と称して〇万円というホームページと比較されます。

基本検査に加え床下と屋根裏の検査、さらにドローンや鉄筋検査も含んでいるという。

私が驚いたのは金額や検査内容ではないのです。

これらの検査をして2時間半~という表示に衝撃を受けたのです。

 

当社は、(指摘の多さによって多少前後しますが)標準検査だけでも2時間、床下や屋根裏を検査すると2時間45分程度掛けて検査します。

しかし、そのホームページは基本検査+床下+屋根+ドローン+鉄筋検査も行って2時間半~という表示でした。

検査を2人以上で分担するなら2時間半できるでしょう。

しかし、2人以上で検査する表示もしていないので1人の検査員だと思いますが、2時間半という内容です。

 

通常、基本検査+床下+屋根+ドローン+鉄筋探査を真面目にやったら少なくても4時間半以上は掛かると思いますが、それを2時間半です・・・

 

 依頼者は、どんな検査をしたらどのくらい時間が掛かるか実情を知りませんから、検査数を多くしてアピールする方が集客にとって都合が良いのでしょう。

要は、検査の数だけなく、検査員の経験・法的な知識・構造的知識が必要だと思いますし、場合によっては、推測力・洞察力も必要だと思っています。

 

ドローンも金額に注意してください。

検査日は変更できないことが多いので、天気が悪いと出来ない可能性もありますし、風が強いだけでも中止の可能性はあるでしょう。

また都内の狭小敷地でも難しいこともあるでしょう。

せっかくドローンを期待して検査申し込みしたのに、色々と都合をつけられてベランダからの高所カメラになってしまったら悲しいですよね。

 

鉄筋探査機を使った検査も、安価で感度の悪い機械がホームページに掲載されていることもあり、どこまで精度の高い検査なのか疑問です。

(ちなみに本体の先が扇型になっている鉄筋探査機は本体価格2万円程度の感度の低い玩具機種だと思っています。)

当社はボッシュの探査機を使用していますが、検査と称するなら機器も重要だと思います。

そもそも個人的には、新築住宅完了時に鉄筋探査の検査が必要か疑問があります。

その理由は、瑕疵保険の検査で基礎配筋検査をしていることも多いからです。

瑕疵保険検査をしている場合、鉄筋探査機で目視した以上の欠陥を断定して明確にすることは難しいと考えるからです。

住宅の基礎は細かく鉄筋が入っているため詳細な検査結果が出ないことが多く、不明瞭なことが多いためです。

 

ドローンや鉄筋探査をどうしてもやりたいというお客様を否定するわけではありませんが、金額が安い場合は質もその程度だと思った方が良いです。

特に、ドローンをやるならば、しっかりとした金額を見込んでおくことをお勧めします。

ドローンを必ずやりたいことであれば、天候や立地条件が悪い時の対処方法を確認されて方が良いでしょう。

 

当社は現在一人でおこなっていますが、お客様の大切な住宅を守るために欠陥や手抜き工事を探し出すことに情熱を燃やしていきたいと考えております。

また、当社のご依頼者様は報告書を気にされている方が多いので報告書のクオリティは下げたくないと考えています。

当社の報告書サンプルはこちらにございます。

この種の質問は多いので比較検討されている方は是非ご相談ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA