内覧会のタイミング
内覧会は、施工会社から「この日でいかがでしょうか?」と指定される場合も多いでしょう。
おそらく検査依頼者は、指定される日程で検査を依頼されるケースが多いと思います。
検査で対象となるライフラインは、電気、ガス、水道です。
電気は、工事でも使うので通っているでしょう。
ガスは、内覧会時にガス会社と契約していないことが多いのでガスはつかないことが多いです。
この場合は、給湯とガスコンロの検査ができないので、開栓後確認してもらえばいいので報告書も
その旨を報告します。
稀に、水道が繋がっていないなんて時もあります。
依頼者には、少なくても水道が来ていることを確認してもらっています。
なぜなら、水が来ていないと設備機器の検査ができないことは当然のこと、水漏れの確認もできないからです。
せっかく床下を点検をするのに、水が来ていなければ水漏れの確認もできないからです。
少し注意が必要なのは、内覧会時に外構工事が終わっていないケースです。
駐車場の土間ができていない程度なら良いのですが、玄関ポーチのタイルを貼っていないケースもあります。
玄関ポーチは外なので、建物検査とはあまり関係がないところですが、そのような現場はまだ職人さんが出入りして玄関も汚れていたりします・・・
場合によっては、内覧会なのに壁・床の傷を補修するリペア屋さんが入っている時もありました。
これでは、内覧会が何なのか分からなくなります。
現場監督さんも色々日程があるとは思いますが、ちゃんと工事が終わってから内覧会にしましょうよ。
と思ってしまうこともありますので、内覧会の日取りは現場監督さんから言われるがままではなくて、内覧会までに最後まで完成するかどうかも確認されてください。
残工事は少なくてもあると思うので、その工事を確認しておくといいです。